『高所得者の税金の負担重く!』実現が遠のいた・・・
控除される金額の見直しに踏み切り、
政府税制調査会が開かれ、
試算を示しました。
試算の内容は、
今の”所得控除”から”税金控除”に変え、
所得にかかる税率に対する基礎控除を
高所得者の負担額を増やし、
低所得者の負担額を軽減させる
というものなのですが、
税制調査会で議論される中で、
賛否両論あったとのことです。
所得控除とは?
「所得控除」とは、
ざっくばらんに言うと、
「所得税」からある特定の金額を
差引くというものです。
会社員の方はもうおわかりだと思いますが、
会社からいただく給与から、
所得税が毎月天引かれています。
この所得税の負担を軽減させるため、
所得控除制度があります。
税金控除の実現・・・
今回試算された”税金控除”は、
所得に応じて課税される何%という
税率から控除されるという方式をとり、
低所得者への負担を軽減するのです。
しかし、
この改革には与党内から
「所得者の一部の増税改革は納得がいかない」
「国民に理解が広がっていない」
という反論する意見もあり、
実現にはまだまだ時間がかかりそうです。
でも、
いつかは本当の意味での
”平等な社会”を実現して欲しい!
と思います。